ゲーム理論から考える出玉戦略

パチンコ店とゲーム理論営業戦略セミナー

出玉の放出と回収の基準はどのように決めていますか?
出玉とは他業種で言うところの価格設定です。
戦略無き値上げは客離れを誘発し、無駄な値下げは収益性を圧迫します。
しかもパチンコ業界は競合店同士が日々その価格設定を試行錯誤しています。
『●曜日だから出す』『年金支給後だから回収する』
など安易なパターン化をしてませんか?
当セミナーではゲーム理論を元に出玉の出し入れのメカニズムを解明し競合店の一歩先を行く出玉戦略を実戦形式で学んでいきます。

ゲーム理論を見直してみる

皆さんはゲーム理論をご存知でしょうか?
パチンコ業界では新入社員研修など割と早い段階で『ゲーム理論』や『ランチェスター理論』『孫子の兵法』といった研修を行う企業が多いように感じます。
研修を受けた皆さんは果たしてこれらの内容を覚えていますか?
理論と言うのは日常で使わなければ忘れていきます。まさにその典型と言えるのでは無いでしょうか?しかし、これらの理論は戦略として非常に優れています。
優れているからこそどの企業の研修でも扱われるのでしょう。
問題はこれらを日常的に使う立場になる前に教えられたというタイミングが悪かっただけです。
今こそこのゲーム理論を有効活用する時期なのではないでしょうか?

ゲーム理論とは?

ゲーム理論は数学者ジョン・フォン・ノイマン経済学者オスカー・モルゲンシュテルンにより考えられた理論です。
有名なところでは『囚人のジレンマ』が広く知られていますね。
恐らく囚人のジレンマという言葉は聞いたことある人は多いのではないでしょうか?
囚人2人がお互いの状況を知ることができない状態で合理的な推理により決定を下していくというストーリですが、これはパチンコ業の調整にも通ずる部分があります。
競合店が明日「出す」のか「回収」するのか?
出すなら「どの機種」を出すのか?
ジャグラーには設定を「入れる」のか?
スマスロは「平均設定」なのか?「メリハリ」なのか?
色々な推理を行いながら自店の調整を決めていきます。
ただし、過去のデータや傾向はあれど憶測の部分は大きいと思います。
これをゲーム理論を用いてどの憶測を選ぶべきなのか?を考えていきます。

戦略は企業ではなく人が決める

競合店とのパワーバランスは自店が優勢な時も劣勢な時も、相手が大手企業で苦戦している時も、全ての戦略はその店舗の「人」が決定します。

自店の「人」が選択した戦略と競合店の「人」が選択した戦略により結果が生まれます。

そこに偶然はありません。

今、競合店に劣っているのであれば劣る原因となった戦略を選択した過去があるのです。

当然、相手も死に物狂いで闘っているのですから100戦100勝を狙える訳はありません。

ただ51勝すればおのずと業績は上がっていくはずです。

常に51%以上の成功率を求めて戦略を構築していく。

そのための戦略を組む基となるのがゲーム理論という訳です。

パチンコ業にとってゲーム理論は非常に相性のよい戦略であると言えます。

ただし、ゲーム理論というのは当然ながらパチンコ業のために作られた訳ではありません。

そのまま理論だけ学んだところで実営業に応用できる部分はなかなか見つからないと思います。

それが過去ゲーム理論を研修で学んだものの全く頭に残っていない理由なのです。

そこで当セミナーではゲーム理論を理論の研修だけではなくいかに実営業で効果的に使用し、そして競合店に勝ち越せる結果を生み出すための具体策を講義致します。

ご興味をお持ちの企業様はコチラからお問い合わせ下さい。

パチンコ専門コンサルタント
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